RED DIRT
RED DIRT (2000) 111分 米 サブタイトルなし CCなし

監督・脚本 Tag Purvis
撮影 Ted Cohen(=Theodore Cohen)
音楽 Nathan Barr ネイサン・バー (フロム・ダスク・ティル・ドーン3)
キャスト
グリフィス Dan Montgomery Jr.
サマー(叔母)Karen Black カレン・ブラック(華麗なるギャツビー/カプリコン1)
エミリー Aleksa Palladino アレクサ・パラディノ (のら猫の日記)
リー Walton Goggins ウォルト・ゴギンズ(ボーン・アイデンティティ)

グリフィスとエミリーはいとこ同士で恋人同士でもある。
二人ともミシシッピーのこの田舎にはすっかり退屈している

グリフィッスは車の事故で両親を失い、叔母に育てられた。
今は少し心を病んでいるその叔母の面倒を見ている。
(懐かしいカレン・ブラック。後年は作品に恵まれないなぁ)

グリフィスが「コテージ貸し出し」の看板を出すと、流れ者のリーが借りに来る。
グリフィスが初めてリーを見た日だ

これがコテージなら、やはり我々の家は「ウサギ小屋」だな

二人はコテージの壁や屋根のペンキを塗ったり、回りの雑木を片づける。
水浴びするリーの体に目がいくグリフィスだった

象徴的に挿入される線路を歩く二匹の犬

それから二人は一緒に買い物に行き

身の上話をし

兄弟のように川で遊び

そして、もちろん一緒に農作業をするのだった

ある夜、変わらぬ友情の血の契りを交わした。
(うむ「兄弟仁義」の世界だ)

しかし何時もリーと一緒にいるグリフィスに嫉妬したエミリーは、あなたはリーを愛しているのよ、となじる

その後すぐにリーの所へ行ったグリフィスと

リーは喧嘩をしてしまう。
リーは言う。「お前は本当は俺を愛しているんだ。俺にキスしてみろ」グリフィスがキスしようとしたリーを殴り倒す。(残念ながら、ここのシーンの脚本が致命的に弱い。グリフィスの一方的な言いがかりが納得できないし、ずっと一緒に仕事をしたり遊んだりして来たのだから、エミリーの言葉でこんなに簡単に喧嘩にはならないだろう。まぁ、痛い所を突かれてそんな自分をごまかす強気の行為だと取れば取れない事はないが)

この映画ではリーがゲイかどうかはわからない。喧嘩をした後のグリフィスの落ち込みは激しい。彼のリーに対する感情が、兄弟みたいなものだったのか、友情か、愛情か、あるいはこの退屈な世界から連れ出してくれる相手だったのか、見る人が想像するしかない

リーはサマーとエミリーに別れを告げて去る


そしてエミリーもサマーに別れを告げてここを出るのだった

ある日リーが戻ってきた

グリフィスにちゃんと別れを言うためだ

グリフィスは自分からキスをする。
(ここはグリフィスの両親が埋葬されている墓地でのシーン)

今度こそ本当の別れだ。二人とも泣き顔になっている

涙を流しながらリーの車を見送っているグリフィスの心情は我々が想像するしかない

そんな様子をサマーはそっと見ていた

(この映画では男も女もよく喋る。おまけにアクセントが聞き取りにくく(南部なまりだそうだ)、すっかり疲れてしまった。舞台のアメリカ南部の日差しの強い、広大で何となく懐かしい景色が印象的だ。カレン・ブラックは好演。Dan Montgomery もいい味を出しているが、もう少し背が高ければ売れる俳優になるだろうに残念だ。
2001年11月 DVD購入)
○最近見つけたのですが、アメリカ南部にお住まいの元NHKのカメラマン高野さんのブログが
この映画に詳しく触れています。 興味深い話です。

監督・脚本 Tag Purvis
撮影 Ted Cohen(=Theodore Cohen)
音楽 Nathan Barr ネイサン・バー (フロム・ダスク・ティル・ドーン3)
キャスト
グリフィス Dan Montgomery Jr.
サマー(叔母)Karen Black カレン・ブラック(華麗なるギャツビー/カプリコン1)
エミリー Aleksa Palladino アレクサ・パラディノ (のら猫の日記)
リー Walton Goggins ウォルト・ゴギンズ(ボーン・アイデンティティ)

グリフィスとエミリーはいとこ同士で恋人同士でもある。
二人ともミシシッピーのこの田舎にはすっかり退屈している

グリフィッスは車の事故で両親を失い、叔母に育てられた。
今は少し心を病んでいるその叔母の面倒を見ている。
(懐かしいカレン・ブラック。後年は作品に恵まれないなぁ)

グリフィスが「コテージ貸し出し」の看板を出すと、流れ者のリーが借りに来る。
グリフィスが初めてリーを見た日だ

これがコテージなら、やはり我々の家は「ウサギ小屋」だな

二人はコテージの壁や屋根のペンキを塗ったり、回りの雑木を片づける。
水浴びするリーの体に目がいくグリフィスだった

象徴的に挿入される線路を歩く二匹の犬

それから二人は一緒に買い物に行き

身の上話をし

兄弟のように川で遊び

そして、もちろん一緒に農作業をするのだった

ある夜、変わらぬ友情の血の契りを交わした。
(うむ「兄弟仁義」の世界だ)

しかし何時もリーと一緒にいるグリフィスに嫉妬したエミリーは、あなたはリーを愛しているのよ、となじる

その後すぐにリーの所へ行ったグリフィスと

リーは喧嘩をしてしまう。
リーは言う。「お前は本当は俺を愛しているんだ。俺にキスしてみろ」グリフィスがキスしようとしたリーを殴り倒す。(残念ながら、ここのシーンの脚本が致命的に弱い。グリフィスの一方的な言いがかりが納得できないし、ずっと一緒に仕事をしたり遊んだりして来たのだから、エミリーの言葉でこんなに簡単に喧嘩にはならないだろう。まぁ、痛い所を突かれてそんな自分をごまかす強気の行為だと取れば取れない事はないが)

この映画ではリーがゲイかどうかはわからない。喧嘩をした後のグリフィスの落ち込みは激しい。彼のリーに対する感情が、兄弟みたいなものだったのか、友情か、愛情か、あるいはこの退屈な世界から連れ出してくれる相手だったのか、見る人が想像するしかない

リーはサマーとエミリーに別れを告げて去る


そしてエミリーもサマーに別れを告げてここを出るのだった

ある日リーが戻ってきた

グリフィスにちゃんと別れを言うためだ

グリフィスは自分からキスをする。
(ここはグリフィスの両親が埋葬されている墓地でのシーン)

今度こそ本当の別れだ。二人とも泣き顔になっている

涙を流しながらリーの車を見送っているグリフィスの心情は我々が想像するしかない

そんな様子をサマーはそっと見ていた

(この映画では男も女もよく喋る。おまけにアクセントが聞き取りにくく(南部なまりだそうだ)、すっかり疲れてしまった。舞台のアメリカ南部の日差しの強い、広大で何となく懐かしい景色が印象的だ。カレン・ブラックは好演。Dan Montgomery もいい味を出しているが、もう少し背が高ければ売れる俳優になるだろうに残念だ。
2001年11月 DVD購入)
○最近見つけたのですが、アメリカ南部にお住まいの元NHKのカメラマン高野さんのブログが
この映画に詳しく触れています。 興味深い話です。
コメント
SHINさん、こんにちは
red dirt はおっしゃるとおり「赤土」ですね。
アメリカ南部はこの粘度質の赤土で、水分を含むと固まって始末が悪いらしいですよ。
もしかすると、あえて踏み込みたくても踏み込めなかったのかも知れないですね。
http://www2.netdoor.com/~takano/southern_film/dirt.html
後でこの人のブログを見つけて、(金策の件)そう思ったりもしました。
好きな作品の一つです。
アメリカ南部はこの粘度質の赤土で、水分を含むと固まって始末が悪いらしいですよ。
もしかすると、あえて踏み込みたくても踏み込めなかったのかも知れないですね。
http://www2.netdoor.com/~takano/southern_film/dirt.html
後でこの人のブログを見つけて、(金策の件)そう思ったりもしました。
好きな作品の一つです。
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それとも…嫌な暗喩なんでしょか(−−;)
南部が舞台のせいか、なんだか教条的とまではいかない
までも、踏み込みの無い感じのする脚本の映画ですね
南部訛りを聞いてみたい気はするんですけど…